アルコールには全く興味のない私ですが、日本酒で作ったサイダー「京都サイダー お酒どす」には、ちょっと感動しました。
味わいは、とてもスッキリしたサイダーなのですが、間違いなく「お酒」です。
美味しいことへの感動より、京都の老舗酒蔵の作った「伝統の中の新規性」に、ワクワクしてしまいました。
贔屓にしているテレビ番組「和風総本家」風に言えば「日本っていいなぁ〜」ということになるわけですが、こういう食材技術は「和食」というニッチな分野に限らず、もっと世界の中心で勝負できるのではないかと思います。
埋蔵金を探すより、こうした埋蔵技術に世界の陽の目を当てることの方が、よほど大切なのではないかと思うのです。
(2010.09.03)
「国有財産を証券化すれば200兆円ぐらいの資金は調達できる」と小沢さんが言ったのを聞いて、東京都が新銀行を作る時、石原都知事が「証券化という手法をとれば中小企業金融は簡単にできる」と言ったのを思い出しました。
ご参考までに、664兆円の政府資産の内証券化の対象となりそうなのは、貸付金124兆・公共用財産143兆、ぐらいです。
公共用財産には道路や河川とかも含まれていて、有料道路はインフラファンドに売れても、インカムのない一般道や河川はどうしようもありません。まさか霞ヶ関一体を証券化して、議事堂も省庁もファンドのテナントとなる、などということを考えているのでしょうか。
ちなみに貸付金の124兆ですが、サブプライムショック前であればともあれ、不良債権を証券化しても優良債券にはならないという事実を世の中が知ってしまった今となっては、日本政府の貸付金を証券化して買いたい投資家が世の中にどれほどいるかどうか、かなり疑問ではあります。
そういえば、200兆円の証券化商品を組成すれば、証券会社等には最低でも4兆円程度の手数料が入ります。それこそ真水4兆円の経済効果!但し、日本の証券会社に入るかどうかは微妙ですが…
(2010.09.02)
世界の投資家に対し、現在の世界の市場環境において、潜在リスクの高い市場はどれかと聞かれたら、「日本の株式市場」という答えが多いかもしれません。
年初来でイタリア株式市場にも負けている日本株式市場で、本当のところ一体何が起きているのでしょう?
過去の値動きを見ている限り、日本株の低迷は民主党政権発足直後の為替政策の誤りがきっかけだったようにも思えますし、昨年後半のメガバンクの増資ラッシュの影響とも見えますが、実際のところはよくわかりません。
中国に抜かれようが、世界第3位の経済大国であることは間違いないわけで、このままでは「日本発の経済不況」などという言葉が、世界市場で囁かれることにもなりかねません。
単に株が安いだけなら良いのですが…
1998年頃、日本銀行に過剰接待問題という嵐が吹き荒れたことがあります。
それ以来、日本銀行社員は原則として民間企業との接触を禁止されました。
一方で政策決定に関わる審議委員には外部の人材を登用するなど、民間の声を吸い上げる工夫はしていますが、本来成すべき「市場との対話」が出来ていない、という批判は免れません。
もちろん情報漏洩に繋がるような関係は論外ですが、日銀の現場が、象牙の塔ごとく内に籠った弊害も無視できなくなってきているように感じます。
今の日銀に必要なのは、政治家と仲良くすることではなく、もっと現場が市場や企業の声を聞くことができるような仕組みを再構築することなのではないでしょうか。
(2010.08.31)
採用する側の、かつ中小零細企業側の人間として、新卒3年以内の採用に補助金を出すと言われ、何か採用スタンスが変わるような気がしません。
リーマンショック後、学生側も大企業や公務員指向が強まっていて、就職難というほど、中小零細企業で採用が容易くなっているようには思えません。
また各企業が採用を絞っているのは、今の景気だけではなく、2-3年後の経営の見通しが立たないためで、目先の恩恵しかない採用補助金では意味がありません。
現地生産化に伴う、雇用流出を本気で防止するのなら、人件費格差を補うだけの税制メリットを、国内工場に与えるなどの抜本的な方策が必要で、採用補助金のレベルではありません。
なんだか、ピントがずれているような気がしません、か?
(2010.08.30)
戸籍上の160歳などという話は、話題として面白いだけで、実質的には無意味です。
戸籍というものが何故必要なのか、今一つ解らないので、行政的に無意味ならいっそう無くしてしまえば良いのに、と思ったりします。
多分…戸籍制度がなくなると、出生率は上がります。
いつまでも進まない納税者カード制が導入されて、税収も上がります。
その他難しい社会問題のいくつかも解決していくでしょう。
なんていう議論は少し過激ですか…。
(2010.08.27)